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MJリンク海外企画第4弾・台湾最高峰玉山 Day2 [報告]

11月21日(2日目)
台湾にも、スマホでチェックできる全国天気予報アプリがあります。そのなかに「国立公園」というカテゴリもあり、私たちが登る玉山については、登山口の「塔々加」とこの日に宿泊する山荘のある「排雲」の天気予報(空模様、気温、風向、風力、3時間ごと)があります。これがなかなか精度が高く、私たちはほぼ、この予報にたよっていました。

この日は曇りから雨の予報でしたが、風はほとんどなく、また気温もさして下がらないということだったので、なんとか雨に降られないうちに山荘に入りたいね、と話していました。

朝食は、前夜夕ご飯後に寄った「台湾イチ標高の高いところにあるセブンイレブン」近くの食堂にて。おかゆとマントウなど。
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その後、バスに揺られて登山口に向かいました。
玉山は、1日90人に人数制限がされており、私たちも夏には登山申請と山荘の予約を済ませていました。そのため、登山口手前のビジターセンターでは、入山のチェックがあります。
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山荘までの道のりは、左手が大きな谷になっているところをトラバースしたり、つづら折りを登ったりの繰り返し。登山口の標高が2600m、排雲山荘が3400m、標高差は800m。しかし距離があるため、6時間近くかけて登りました。
登山道はよく整備されていますが、その昔は断崖絶壁をくりぬいた道だったようです。
日本よりも緯度が低く森林限界が高いため、ずっと緑のなかを歩きます。シャクナゲやつつじの木々があり、春先はきっと綺麗なはず。
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山のガイドは、昨日に続き李さん。そして彼女に加えて地元ブヌン族の方々が加わります。排雲山荘で使う食材を荷揚げしたり、私たちの列に加わったり。英語は使わない人たちなので、中国語の単語を並べるだけ。「ニーハオ」「シンクーラー」「マンマンズゥー」「シェイシェイ」などなど。
昼ご飯は、台湾セブンイレブで売っているようなおにぎりと竹筒に入ったもち米の炊き込みご飯。このご飯はブヌン族の料理だそうです。竹を割って、その片割れをスプーン代わりにして食べます。自分で割ってみたかったですが、けっこう難しく、失敗すると大変なことになりそうで、結局みんなガイドさん達に割ってもらいました。
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排雲山荘について間もなくすると、バケツをひっくり返したような雨に。ホント、よかった。
パルスオキシメータで脈拍やSPO2値を測り、体調チェックをして部屋へ。
2年半前に建て替えたというこの山荘はとてもきれいで居心地もよかったです。
清潔なシュラフが渡され、それを使います。スペースも十分にとられていました。
夕ご飯は、いわゆる台湾料理。日本人好みの味付けでした。
明朝は早くに出発になるので、早々にシュラフに潜り込みました。

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                            (MJリンクサポーター 柏澄子)

MJリンク海外企画第4弾・台湾最高峰玉山 Day1 [報告]

11月20日〜23日で、台湾の最高峰・玉山(3952m)に登ってきました。参加者はMJリンクメンバー10名に、サポーターの柏澄子さんと菅野の12名。現地ガイド2名と一緒に、全員そろって笑顔の登頂となりました。今回は海外登山3泊4日の長旅でしたので、一日ずつ、その様子を綴っていきたいと思います。

11月20日(初日)
成田空港を午前中の早いに出発する飛行機だったため、遠方からの前泊組や、始発の電車に飛び乗ってきたメンバーなど、登山荷物に疲れと不安と期待とワクワク感をそれぞれ大なり小なり詰め込んだ状態です。「残念ながら参加できなかったけど」と、成田空港まで駆けつけてくれたメンバーと、今回旅の手配をしてくれた西遊旅行の担当者さんに見送られながら出発。台湾は暑いんだろうなぁと覚悟しながら出国しました。

飛行機で飛ぶこと約4時間で台湾に到着。台北はあいにくの曇り空(のちに雨へ)。現地旅行会社の徐さんと、登山ガイドの李さんが私たちを出迎えてくれました。徐さんは元気ハツラツ、ちゃっきちゃきのパワフルな女社長さん。李さんは初登山で山頂から見た景色に感動し、そのまま山好きが高じて登山ガイドの資格を取得。日本語を学び、玉山など台湾の高山を案内する若手女性ガイドさんです。

初日は、玉山登山の塔々加鞍部登山口に程近い、山岳エリアの阿里山へむけてのバス移動でほぼほぼ終始。慣れない右側通行にドキドキしながら(といっても私が運転しているわけではないのですが)、車窓に広がる台湾の景色にさほど日本との差異を感じないような、建物脇に生える椰子科の木々にやっぱり南国を意識したりと、目にするのもからも高揚感が高まります。自動車専用道路から降りると、車とひとが行き交う街中へ。今日はお祭りとのことで、お神輿のようなものもあるな〜。バスは山岳地のくねくね道を進み、揺られ揺られて阿里山に着く頃には、心配していた雨も止んでいました。

「今日は動いていないからあんまりお腹が空いてないかな」などと心にもないことを思いつつレストランへ。丸テーブルに12名が着席し、そこへまず鍋が運ばれてきました。肉にキノコ、これは湯葉だろうか?という食材に生のトマト(!)が入った鍋料理。「12人でこの鍋ひとつじゃ足りないよねぇ」なんて言っていたら、次から次へと台湾料理が運ばれてきて・・・・・・。本日の運動量に対してみごとに反比例した食事量。明日からの玉山に向けて十二分以上のパワーをつけて、台湾初日の夜が更けていきました。

さて、明日からはいよいよ玉山登山へ。つづく!(MJリンクサポーター菅野)


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最初に出てきた鍋。ゴメンなさい、これで十分でしたね

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あっという間に台湾料理の大皿でテーブルが埋め尽くされ。
でも、味付けが優しく、胃に負担のこない料理でした

第10回 MJサロン 船窪小屋・松澤寿子さんn日本山岳会 のお誘い [お知らせ]

今年最後のMJサロンは、北アルプス船窪岳の山腹にある船窪小屋の松澤寿子さんをお迎えします。

寿子さんは、お父様から引き継ぎ、夫の宗洋さんと船窪小屋を営んできました。70歳を越えても、コースタイム6時間の急登の七倉尾根を登って、小屋に入ります。

船窪小屋は、「ランプの山小屋」「手作りのご馳走」というようなキャッチフレーズで登山者に愛されていますが、これは一筋縄ではいくことではありません。

電気が通っていないところで、松澤ご夫妻はどうやって暮らしているのか、どんな工夫をされて登山者を迎え入れているのか。船窪岳は、南北に長い北アルプスのちょうど真ん中あたりにあります。標高が低く緑の濃い山並みです。けっして派手な山容ではありませんが、ひっそりとした山での寿子さんの生活や山や自然に向けるまなざしを、皆さんにお届けしたいと思います!

当日は、一緒に小屋を営んできた旦那さまの松澤宗洋さんも、ご登壇いただけることになりました。コーディネーターは、北村節子さんです。

また、MJリンクの皆さん以外に、登山の関係者が聴講に来る場合もあること、ご承知おきください。

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【日程】
2016年12月9日(金曜日)

【場所】
日本山岳会 本部事務所
東京都千代田区四番町5番4 サンビューハイツ四番町 tel: 03-3261-4433
*JR市ヶ谷駅から約7分
*地下鉄市ヶ谷駅(有楽町線・都営新宿線・南北線)3番出口から約7分
*麹町駅(メトロ有楽町線)6番出口から約7分
*地図→ http://jac.or.jp/info/jac/annaichizu.html

【時程】
18:00~20:00過ぎ
◆18:00~18:50 の間の都合のよい時間に三々五々来て軽食(集会室にて)
◆18:50~20:00過ぎ 松澤寿子さん・宗洋さんのお話(104号室にて)
*軽食をとっていただく集会室は手狭なので、食べ終わった人から順次104号室に移動していただくことになります。ご協力ください。

【定員】
20~40代の自然に親しみたい女性45人

【参加費】
参加費3000円(軽食代含む)
*参加費は、講師の方へのお礼や交通費などにも充てさせてもらっています。

【申込先】
e-mail mjlink103@gmail.com (アドレスの103は数字です)
*件名に「MJサロン12月参加希望」と明記し、以下の「申し込み項目」をお送りください。
*定員になり次第締め切ります。
*申し込み受信後、返信メールをします。返信は事務の都合上数日かかることもあり
ますが、1週間経っても返信がない場合はトラブルが考えられます。再度連絡くださ
い。

【申し込み項目】
①お名前(ふりがなも) ②生年月日 ③職業
*MJリンクに初めて参加される方へ
上記に加え ④当日連絡先(携帯) ⑤MJリンクを知ったきっかけ もお知らせください。

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ブログ随時情報を更新中!→→ http://mjlink.blog.so-net.ne.jp
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mjリンク(自然に親しみたい20~40代女性のためのネットワーク)
〒102-0075東京都千代田区三番町7-10-104タベイ企画内 受付 吉田
tel:03-3264-6426 fax:03-3264-2116
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MJリンクの皆さんへ [メッセージ]

MJリンクの皆さんへ

10月20日午前10時、私たちMJリンクの呼びかけ人である田部井淳子さんが、腹膜がんのためお亡くなりになりました。
享年77。9月にMJサロン番外編として開催した「喜寿を楽しむ会」が、懐かしく思い出されます。

MJリンクは、2009年春に誕生しました。20~40代の女性たちにこそ、自然や山に親しんでもらいという田部井さんの強い思いから始まりました。
田部井さんの厳しくそして温かいお導きをいただき、私たちはたくさんの山に登り、自然に親しみ、大切な仲間と出会うことができました。
皆さん、深い悲しみの中にあると思いますが、田部井さんは生前、こうおっしゃっていました。「なにがあっても、騒ぐな」と。山でトラブルがあっても、また「私が死んでも騒ぐな」とすらおっしゃっていました。自分で自分の足元を揺らがしてどうするんだ、揺らぐことなくいなさい、ということですね。
いまこそ、田部井さんの教えを守り、私たちもしっかりと立って、今まで通り日々を送り、山に登っていきたいですね。

年内のMJリンクの活動は、11月に台湾に行きます。
12月にはMJサロンも企画したいと準備しています。
そして年が明けたら、例年どおり、新春ハイキングをしませんか。田部井さんの意向も承っていますので、また皆さんをお誘いしたいと思います。

昨日22日に、テレビや新聞での報道がありました。
心配されたであろうMJリンクの皆さんへの連絡が遅れ、申し訳ございません。
田部井さんは、ご家族に見守られながら旅立ち、ご葬儀もすまされたと聞いています。
ご家族からは、MJリンクの皆さんへくれぐれも感謝の意を伝えてほしいと承りました。
いまはただ、田部井さんへの感謝の気持ちでいっぱいです。
サポーター一同、心からご冥福をお祈り申し上げます。

                                MJリンクサポーター一同

MJサロン特別篇「喜寿をたのしむ会」 [報告]

MJサロン特別編として、MJリンク呼びかけ人である田部井淳子さんの「喜寿をたのしむ会」が開催された。
誕生日会をご自身で開くというのには、いきさつもあったようだ。
去年は、田部井さんが世界で初の女性エベレスト登頂者となって、ちょうど40年。東京とカトマンズで、これまで出会ってきた人たちにお礼をしたいと記念の会を開催した。しかし、場所も限られ、MJリンクのメンバーに直接集まってもらうことはなかなかできなかったので、これを機に声をかけたいと、田部井さんから嬉しいお誘いがあった。
さらには、故郷の幼馴染、山の仲間、歌の仲間など長年の親しい友人たち、ご家族が集まり、総勢130人ほどになった。


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2009年にスタートしたMJリンクは、国内外の登山、MJサロン(山の先輩の話を聴く会)など70回以上行ってきた。初めての回になる「第0回」は、田部井さんの生まれ故郷・三春で開催。そのときから参加してくれている「福島組」達もかけつけ、受付などを担当!

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田部井さんがこれまで登ってきた各国最高峰の山名入りTシャツを販売中のMJリンクメンバー P9150006.JPG
MJリンクメンバー全員を撮りきることはとてもできなかったけれど、各テーブルに分かれて楽しんでいた様子

田部井さんの予告通り(?)、歌あり、コントあり、笑いありの愉しい会。
舞台のお相手は、エベレスト以来の田部井さんの親友であり、MJサロンではいつもインタビュアーを務めてくださっている北村節子さん。

田部井さんの生い立ちやこれまでの登山の写真を集めたスライドトークもまた、貴重な時間であった。小学校から一緒の幼馴染みの友人は、「淳子ちゃんは、勉強はできたけれど体育はダメね。私はその反対。物静かで、こんな登山家になるとは思ってもいなかった」と会場に向けてコメント。山岳会の後輩だという男性は、「田部井さんと一緒のテントになると美味しいものが出てきて、嬉しかった」と。これは、MJリンクの皆さんも経験済みのはず。田部井さんのザックには魔法のポケットがあるのかと思うほど、お菓子や漬物など美味しいものがでてくる。

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スライドのなかの1枚。山岳会の山行で谷川岳を登っているシーン P9150039.JPG
夫の政伸さんと淳子さん!

会の中盤では、信濃毎日新聞などの地方紙に新聞小説「淳子のてっぺん」を書く、小説家の唯川恵さんのお話があった。いつものMJサロン同様、北村さんが聞き手となり、小説の主人公である田部井さんの話を、唯川さんに語っていただいた。ここでもまた、政伸さんとのパートナーシップに話が及んだ。

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唯川恵さんの「淳子のてっぺん」は、地方紙6紙ほどで連載中!

終盤は、田部井さんらしく、歌、歌、歌。
ピアノ伴奏の竹田裕美子さんは、「さすが田部井さんは長く山を登っていただけあり、筋力もしっかりしているため、音程が安定している。とても練習熱心でもある」と話していた。今回は入院が長引き練習不足であると話していたけれど、のびやかな声を披露してくださった。

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田部井さん、舞台に上がるときはいつもメイクもばっちりです。舞台女優のよう

そして最後は、音楽が大好きな田部井さんへ、会場の皆から、歌のプレゼント。ピアノにヴァイオリンの向島ゆり子さんが加わり、田部井さんの好きな曲を集めたメドレー。そして、「Happy Birthday」をみんなで歌った。
北村さんの手作り仕掛けの誕生日ケーキは、田部井さんがふたを開けると、花吹雪が飛び出すもので、これにも大いに喜んでくれた。こんなものをご自分で発想し自分の手で作ってしまう北村さんって、スゴイなあ。

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裏話:ケーキを披露するまではガムテープと紐でがんじがらめに縛られており、サポーターはそれを外し、決して花吹雪が飛び出ないようギチっと蓋を押さえて持ちながら、舞台袖で待機した。コレ失敗したら……ダメ

「MJサロン特別編」といっても、会は、タベイ企画の吉田三菜子さん(MJリンクのサポーターのおひとりでもあり、受付や事務などを一手に引き受けてくれている)と北村節子さんがこまごまとした準備をしてくださり、ご家族の大きなサポートもあって開かれた。
田部井さんとご一緒する時間は、いつも愉しい。周囲を和やにし明るい雰囲気を作ってくださるのは、いつも田部井さんであり、だから今回も、「会費制の誕生日会なんて、強気でしょ」と冗談を言いながらも、みなを楽しませてくれた。

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開会2時間ほど前から集まり準備をしてくれたMJリンクメンバーたち。ほかにも参加のみんながいろんな形でサポートしてくれました。これからもよろしくお願いしますね!

さて、今年もあと3ヶ月。MJリンクでは、11月に台湾の玉山を予定しています。
ほか、次のMJサロンのゲストも決まりました。またどうぞ、皆さん、参加してくださいね!

                              MJリンクサポーター・柏澄子

第9回 MJサロンin日本山岳会(須崎孝子さん)

2016年7月29日(金)に日本山岳会のルームをお借りして第9回MJサロンを行ないました。
講師は中国・貴州大学で日本語科の教師をしている須崎孝子さんです。聴講者は31人でした。
聴講した皆さんからの寄せられた感想は下記の通りです。

「(エベレストに登頂した中国の女性)潘多(パンドゥ)さんと須崎さんの出会いが、田部井さんと須崎さんのの出会いの機会を作り、それが三人のコネクションを生み出したという話をうかがって、仕事や山を通じた一つ一つの出会いを大切にしていきたいと思った。

言語を教えることというのは、単に文法を教えことではなく、その国の文化を含めたコミュニケーション手段を教えることにあるということを、あらめて認識させられた。
さらに、貴州省という地域(中国でいう田舎)でも日本語を学ぶ学生が多数いること、さらにアニメや漫画の影響で日本に強い興味を持つ学生が多数いること、彼らが高い語学能力を身につけたとしても日本語とは一切関係がない企業に就職していくケースが大半であることといったことを須崎さんがお話されていて、自身はこれらのことをまったく知らないでいたことから、中国の学生からみた日本という視点について考えるきっかけになった。

潘多さんという女性については貧しい家庭に生まれ、数々の苦難を乗り越えた後、中国を代表する著名な登山スポーツ選手へと成長された方という紹介があった。須崎さんが日本語翻訳された「潘多伝」をお土産にいただいたので、この夏の山旅のお供に持参し、熟読したいと思います。」
A.Mさん

「MJサロンでの諸先輩達のお話しを聴けることは、大変興味深く、お勉強になります。ありがとうございます。
須崎さんのお話しは、大変元気が出ました。道は切り拓く、という力強さを感じ、女性だから、年齢だからという通念にとらわれず、邁進する姿勢に感銘を受けました。
そして、バリバリ働く女性であり、かつ、とても可愛らしい雰囲気の方だなぁと感じました。
また次回も楽しみにしています。今後とも宜しくお願いいたします。」Y.Sさん



【番外編】東北の山(雄国山、安達太良山)登山 [報告]

2016年6月11日(土)は、田部井さんおすすめの山、雄国山に登りました。素晴らしい天気でブナの森を歩くのは、気持ちよかったです。 ツツジやウツギも咲いていました。
参加者からは、「ブナ太郎をはじめとした美しいブナの樹々の中をのんびりと歩き、磐梯山、安達太良山を見渡せた上、雄国沼畔では思いの外、ニッコウキスゲまで鑑賞できて大満足でした。」との声が聞かれました。

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翌12日(日)は知る人ぞ知る沼尻登山口から、安達太良山を登山。田部井さんが入っている山岳会のメンバーが3人も助っ人に来てくださり、この日も天気に恵まれたラッキーでした。
参加者の皆さんも安達太良山を1周出来た事に満足し、感激していました。予定より遅れましたが同のルートの往復よりは充実したハイキングになったのではないかと思います。

コースタイムは下記の通りでした。
沼尻登山口8:10ー10:45船明神11:15ー12:00安達太良山12:20ー15:30登山口

参加者は25人でした。

MJリンク海外企画第4弾・台湾最高峰玉山へのお誘い【11月-3泊4日】 [お知らせ]

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現在お申込みいただいている方々全員の登山申請が無事終わりました!今後お申込みいただくことがあった場合、即時に受け付けることはできませんが(新たな申請をするため)、ご参加いただける可能性は、まだまだございます!お問合せください!(2016/7/28現在)
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MJリンク台湾・玉山(11/20~11/23)は、外国人枠の登山申請が必要なため、7月19日(火)が締め切りになります! ご関心ある方お早めにお申し込みを。ご検討中の方、不明点などあれば、いつでもMJリンク宛(mjlink103@gmail.com)に、もしくは下記西遊旅行へご相談ください!
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MJリンク海外トレッキング企画、第4弾は、台湾の最高峰玉山(3952m)です。
富士山より高いところに登ってみませんか!
そして、下山後は、美味しい美味しい台湾料理と温泉も待っています。

なお、旅行の事務的なことを西遊旅行に依頼しましので、申込み先は西遊旅行になります。下記申込み方法に従ってください。

【日程】
2016年11月20日(日)~11月23日(水・祝) 4日間

11/20(日) 成田午前発 → 台北午後着 → 阿里山夕刻着
[飛行機]成田より台北へ。
[バス]その後、専用バスにて、仰山の山麓阿里山へ(約6時間)。

11/21(月) 専用バス+乗合バスで塔々加(タータカ)鞍部(2610m)へ。
[晴れ]ここから、登山開始。排雲山荘(3402m)へ(約6時間)。

11/22(火) 排雲山荘 → 玉山 → 塔々加鞍部(約9時間)
[晴れ]いよいよ山頂へ!
[いい気分(温泉)]下山後、乗合バス+専用バスで東埔温泉へ。

11/23(水・祝) 台北へ移動
[バス]東埔温泉 → 台中 (乗合バス+専用バス)
[新幹線]台中 → 台北  (台湾新幹線) 
[かわいい]全員で昼食後、午後は自由行動
[飛行機]台北 16:20発 → 成田20:30着

【最少催行人数】
8名(MJリンクにメール登録済みの20~40代の元気な女性)
MJリンクへの新規登録は、【MJリンク・ブログ】の左の「マイカテゴリー」にある「MJリンクの山登りに参加するには」を参照ください。

【参加費】
198,000円 (成田発着)
*燃油サーチャージ不要 (5/10現在)
*別途、成田空港使用料(2,610円)、海外旅行保険代金(実費)。
*台湾の空港税含む。

【同行】
MJリンク・呼びかけ人 田部井淳子(一部同行)
MJリンク・サポーター 柏澄子+菅野由起子(成田より全行程に同行)
*ほか、トレッキング中は現地ガイドが同行します。

【持ち物】
日本の晩夏から初秋の3000m峰を登る装備とほぼ変わりません。
参加申込みの方に、別途詳細をお知らせします。

【玉山の標高・ルートについて】
山頂の標高(3952m)も高いですが、初日に宿泊する排雲山荘の標高(3402m)も十分に高いです。なるべく楽に登れるよう、ゆっくりペースを保ちます。
ルート上に、とくに技術的に難しい箇所はありません。
事前にも、以下のことを中心にしっかり準備してきてください。心配や相談のある参加者は、個別にMJリンク宛てにお問い合わせください。

・夏山をしっかり登り、標高差を稼げる体力をつけておく(玉山では、登山口から山頂まで標高差約1300mを1泊2日で登って下りてきます。日本でも同じようなスケールのコースを登ってみるのもよいです)。
・夏山シーズン中に3000m峰や富士山などに複数回登る機会を作る(玉山では、富士山頂より標高の高いところまで登るので、3000mを越える標高を経験し、ある程度身体を鳴らしておいてください)。
・出発前は十分に体調を整えておく。

【旅の詳細】
詳細チラシは【ココ】にUPされています!
*同じものを紙の状態で見たい人は、西遊旅行に電話またはメールを。
〇電話 
フリーダイヤル 0120-811391 携帯電話から 03-3237-1391  
受付時間:月~金10時~18時30分
〇メール 
mjlink-tabi@saiyu.co.jp
メール件名 「資料請求MJリンク・台湾玉山」
1、氏名(ふりがなも)、2、生年月日、3、住所、4、電話番号を明記

【申し込み締め切り】
7/20頃より、入山許可外国人枠申請をするため、この時点までに参加者を確定したいと思います。申請後に参加希望があった場合は、空席があれば都度追加申請を行ないます。
なるべく7月上旬までに、お申込みください!

【申し込み方法】
電話かメールで下記の通り申込みください。
〇電話
「西遊旅行トレッキング担当」宛に予約
フリーダイヤル 0120-811391  携帯電話から03-3237-1391  
受付時間:月~金10時~18時30分

〇メール
mjlink-tabi@saiyu.co.jp
件名「予約MJリンク・台湾玉山」
1、氏名(ふりがなも)、2、生年月日、3、住所、4、電話番号を 明記。
西遊旅行から折り返し正式な申込み書類が郵送されます。

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MJリンク(自然に親しみたい20~40代女性のためのネットワーク)
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MJリンク春の京都、東山お花見ハイキング【報告】 [報告]

4月あたま、桜の季節に、京都の東山トレイルを歩いてきました。
最近大人気のトレイルですが、ちょっとメインルートを外すと、びっくりするほど静けさが戻ってきて、私たち以外誰もいないようなところもありました。

MJリンク呼びかけ人の田部井淳子さんが、以前からお付き合いのある「京都森林インストラクター会」の方々が、2日間にわたってお付き合いくださり、ルートのご案内、自然解説、そして美味しい昼食を作ってくださいました。
ご案内くださったのは、次の方々です。
京都森林インストラクター会の篠部幸雄さん(会長)、水口征親さん(事務局長)、鳥越一朗 さん、高田七重 さん、久山多代子さん(以上、参与)
大阪インストラクター会、NPO法人自然とみどりの齊藤侊三さん(理事長)です。
あらためまして、とても素敵な時間をありがとうございました。

*京都森林インストラクター会 http://www.kfianet.com/
NPO法人「自然とみどり」http://home.att.ne.jp/iota/sizen_midori/

なお、今回は、参加者の4人の方々に、それぞれ当日の様子や感想を書いていただきました。


4月2日土曜日 
Mリンク初参加の都築です。
ちょうど、京都の桜の満開宣言が出た日に、桜の名所、蹴上から東山トレイルに向かいました。桜を楽しむたくさんの人でにぎわうインクライン周辺から少し山に向かうと、静かなトレイルが続いていました。緩やかなトレイルを進みながら、森林インストラクターさんのご説明をうかがいます。
トレイル途中の昼食場所では、京都駅でお出迎えくださった方々が、心尽くしのお料理をお支度してくださっていて感動しました。手摘みの山菜の天ぷら、丹波方面でお仲間が獲られた野生の鹿肉のフライ、この時期ならではの滋味深いお料理をいただき、最後はクロモジの葉でいれたお茶に、お抹茶まで。山の中でヤマザクラやツツジを眺めながらのすばらしいランチでした。
この日の最高到達地点である大文字山山頂を経て「五山送り火」の大文字を形作るための「火床」で洛中のすばらしい眺望を満喫したあと、銀閣寺裏に降り、シダレザクラ、オオシマザクラ、ソメイヨシノ、と咲き誇る哲学の道を歩いてお宿に向かいました。
天気にも恵まれ、お花見ハイキングの一日目が終わりました。
(都築香純)

初日は、インクラインの満開の桜から始まり、京都森林インストラクターの方々の案内で、木や花の名前や植生、土塁の址等の歴史のことなども教えていただきながら東山を歩きました。
街中から少し入っただけなのにとても静かで、こんな素敵なトレイルコースがあるなんて、羨ましく思いました。
ランチタイムには、揚げたて熱々の鹿肉のフライや旬の山菜の天ぷら、お味噌汁や漬物等、食後のお抹茶まで、サプライズを用意していただき、初めて食べたものもありましたが、とても美味しかったです。
大文字山からは、曇りがちの天気ながら大阪の高層ビルまで見え、展望も楽しむことができました。
京都というと、観光名所がたくさんありますが、こんな楽しみ方もあるんだな、と新たな発見ができました。それも、地元の方に案内していただけたからこそだと思います。今回の他にも京都を一周する形でコースがあるようなので、また行ってみたいと思いました。
田部井さんはじめ、サポーターの皆さん、ありがとうございました。
(永井順子)

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4月3日日曜日
南禅寺近くの静かな環境にある宿を出発してまもなく 知恩院三門前にたどり着きました。東大寺を見慣れている私は他府県の立派だと言われる神社仏閣を観ても
案外しょぼく見えてしまうのですがこの門、国宝というだけあり久しぶりに感動しました。 境内にある桜は種類が豊富で満開 花見の穴場スポットではないかと思います。
知恩院をあとにし 青龍殿を目指しました。青龍殿には 国宝 青不動の絵 が祭られていました。又、清水寺の舞台のようなテラスが設けられており前日とは違った角度から 京都、大阪の街、奈良の山々などを眺めました。改めて、京大は大きいと思いました。関西在住で京都は何度も訪れていますが私にとっての新名所発掘したという感じです。
その後 清水山山頂、そして 清水寺裏側から寺の敷地に入り 太鼓の演奏でにぎやかな清水の舞台を眺めました。最後は「ゆどうふ 奥丹清水」でちょっぴり贅沢なランチをいただいた後解散となりました。
(HN)

午前5時半に起床しお風呂に入る。お陰様でシャキッと朝を迎えられた。その後、和定食の朝食を頂く。朝からなんと湯豆腐が...。昨夜雨が少し降ったせいか少し肌寒かったので身体があたたまった。
8時半、お世話になった京都白河院を出発。第一関門の知恩院山門に向け歩き出す。道中、時間があれば是非立ち寄りたいなと思いながら京都市美術館、国立近代美術館の横を通り過ぎる。京の町を歩いていると、高層ビルや電線がないことにふと気付く。コンビニの外装も屋根に瓦が施され、和テイストにアレンジされており、景観を損なわないよう配慮されている。そうこうしているうちに知恩院山門に到着。山門をバックに集合写真をパチリ。男坂は石段の段差が大きい上に急坂であり、この日一番の難所(?)だった。石段を登り道なりにしばらく上がって行くと、トレイルの入口に将軍塚入口と書かれた道標が立っていた。森林インストラクターの方々のお話を伺いながら森林歩きを楽しんだ。
10時、青蓮院に到着。展望台より京都市内を眺望していると、あちこちより歓声が上がっていた。昨日登った大文字山、「哲学の道」、白河院にほど近い平安神宮、先程通った知恩院山門などが手に取るように一望できた。そして青龍殿で青不動さまにおまいりしていると、なんと韓国の大女優さんがお忍びで拝観されていた。
その後、青蓮院を後に一路下山。
11時15分、清水山にて小休止を取り、ひたすらトレイルを下って行く。トレイルが途切れ清水寺の境内に入ると、清水寺の舞台では厳かに演奏が繰り広げられていた。桜が満開で実に見事だったが、観光客の多さにこれまたビックリ。
締めは奥丹清水にて湯豆腐をメインとした精進料理に舌鼓を打ち、会は解散となった。
その後、田部井組はJR京都駅に行く途中、清水五条駅近くの麩のお店に立ち寄った。「えーっ、これが本当に麩でできてるの」と、皆驚きながら試食しお土産購入。
帰りの新幹線の中で早速「さくらもち麩」を食してみることに。箱を開けた瞬間、桜の葉の香がふんわり漂う。ひとつつまんでみると、しっとりやわらかいもち麩の食感が絶妙で、ほど良い甘さの餡が口の中でとろけていった。地元の方がおっしゃる通り、麩もちは隠れた京土産のひとつかもしれない。
京の桜を存分に愛で楽しんだ2日間だった。さて今度はどちらの山に参りましょうか。
最後にご尽力くださいました京都森林インストラクター会の皆様、mjlinkサポーターの皆様、どうもありがとうございました。この場を借りお礼申し上げます。
(入江純子)

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第8回MJサロン~小倉董子さんをお迎えして 【報告】 [報告]

3月11日に第8回MJサロンを開催しました。
ゲストは小倉董子さん、聞き手役はMJサロンお馴染みの北村節子さんです。
会場は、公益社団法人日本山岳会のルームをお借りしました。

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小倉董子さん

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北村節子さん

小倉さんは、1932年に山形県で生まれました。
幼少のころから、お父さんに連れてらて山に登っており、高校時代にはスキー部を創設するなど活発な女の子だったようです。
その後、早稲田大学山岳部に入部しました。
MJリンクサポーターの柴崎佳苗さんも早稲田大学山岳部出身で、彼女は初めての女性主将となった人です。佳苗ちゃんの大先輩が小倉さんということになります。

50年代のキリマンジャロなどアフリカを巡った旅は、早稲田大学山岳部の遠征チームでした。
60年代のNZの山旅は、女性だけで行なったものです。
こういった、MJリンクメンバーが生まれる前の時代に行なわれていた登山、山の旅の話を、貴重な写真も見せていただきながら、お聞きしました。
北村さんには、当時の世相やおかれた女性の立場などと関連づけながら、解説をしていただきました。

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アフリカのマウエンジィを背景に。右が小倉さん

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1958年、ネパール・ガンポカラへ

小倉さん、北村さん、ご参加の皆さん、田部井さん、ありがとうございました。
次回のMJサロンは夏以降に予定し、準備を進めています。
どうぞ、またご参加くださいね。

MJリンクサポーター 柏澄子

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