SSブログ

MJリンク春の京都、東山お花見ハイキング【報告】 [報告]

4月あたま、桜の季節に、京都の東山トレイルを歩いてきました。
最近大人気のトレイルですが、ちょっとメインルートを外すと、びっくりするほど静けさが戻ってきて、私たち以外誰もいないようなところもありました。

MJリンク呼びかけ人の田部井淳子さんが、以前からお付き合いのある「京都森林インストラクター会」の方々が、2日間にわたってお付き合いくださり、ルートのご案内、自然解説、そして美味しい昼食を作ってくださいました。
ご案内くださったのは、次の方々です。
京都森林インストラクター会の篠部幸雄さん(会長)、水口征親さん(事務局長)、鳥越一朗 さん、高田七重 さん、久山多代子さん(以上、参与)
大阪インストラクター会、NPO法人自然とみどりの齊藤侊三さん(理事長)です。
あらためまして、とても素敵な時間をありがとうございました。

*京都森林インストラクター会 http://www.kfianet.com/
NPO法人「自然とみどり」http://home.att.ne.jp/iota/sizen_midori/

なお、今回は、参加者の4人の方々に、それぞれ当日の様子や感想を書いていただきました。


4月2日土曜日 
Mリンク初参加の都築です。
ちょうど、京都の桜の満開宣言が出た日に、桜の名所、蹴上から東山トレイルに向かいました。桜を楽しむたくさんの人でにぎわうインクライン周辺から少し山に向かうと、静かなトレイルが続いていました。緩やかなトレイルを進みながら、森林インストラクターさんのご説明をうかがいます。
トレイル途中の昼食場所では、京都駅でお出迎えくださった方々が、心尽くしのお料理をお支度してくださっていて感動しました。手摘みの山菜の天ぷら、丹波方面でお仲間が獲られた野生の鹿肉のフライ、この時期ならではの滋味深いお料理をいただき、最後はクロモジの葉でいれたお茶に、お抹茶まで。山の中でヤマザクラやツツジを眺めながらのすばらしいランチでした。
この日の最高到達地点である大文字山山頂を経て「五山送り火」の大文字を形作るための「火床」で洛中のすばらしい眺望を満喫したあと、銀閣寺裏に降り、シダレザクラ、オオシマザクラ、ソメイヨシノ、と咲き誇る哲学の道を歩いてお宿に向かいました。
天気にも恵まれ、お花見ハイキングの一日目が終わりました。
(都築香純)

初日は、インクラインの満開の桜から始まり、京都森林インストラクターの方々の案内で、木や花の名前や植生、土塁の址等の歴史のことなども教えていただきながら東山を歩きました。
街中から少し入っただけなのにとても静かで、こんな素敵なトレイルコースがあるなんて、羨ましく思いました。
ランチタイムには、揚げたて熱々の鹿肉のフライや旬の山菜の天ぷら、お味噌汁や漬物等、食後のお抹茶まで、サプライズを用意していただき、初めて食べたものもありましたが、とても美味しかったです。
大文字山からは、曇りがちの天気ながら大阪の高層ビルまで見え、展望も楽しむことができました。
京都というと、観光名所がたくさんありますが、こんな楽しみ方もあるんだな、と新たな発見ができました。それも、地元の方に案内していただけたからこそだと思います。今回の他にも京都を一周する形でコースがあるようなので、また行ってみたいと思いました。
田部井さんはじめ、サポーターの皆さん、ありがとうございました。
(永井順子)

FB060-1.jpgFB067.jpgFB089-1.jpgFB102.jpgFB111.jpgFB121.jpgFB122-1.jpgFB130-1.jpgFB133.jpgFB151-1.jpg


4月3日日曜日
南禅寺近くの静かな環境にある宿を出発してまもなく 知恩院三門前にたどり着きました。東大寺を見慣れている私は他府県の立派だと言われる神社仏閣を観ても
案外しょぼく見えてしまうのですがこの門、国宝というだけあり久しぶりに感動しました。 境内にある桜は種類が豊富で満開 花見の穴場スポットではないかと思います。
知恩院をあとにし 青龍殿を目指しました。青龍殿には 国宝 青不動の絵 が祭られていました。又、清水寺の舞台のようなテラスが設けられており前日とは違った角度から 京都、大阪の街、奈良の山々などを眺めました。改めて、京大は大きいと思いました。関西在住で京都は何度も訪れていますが私にとっての新名所発掘したという感じです。
その後 清水山山頂、そして 清水寺裏側から寺の敷地に入り 太鼓の演奏でにぎやかな清水の舞台を眺めました。最後は「ゆどうふ 奥丹清水」でちょっぴり贅沢なランチをいただいた後解散となりました。
(HN)

午前5時半に起床しお風呂に入る。お陰様でシャキッと朝を迎えられた。その後、和定食の朝食を頂く。朝からなんと湯豆腐が...。昨夜雨が少し降ったせいか少し肌寒かったので身体があたたまった。
8時半、お世話になった京都白河院を出発。第一関門の知恩院山門に向け歩き出す。道中、時間があれば是非立ち寄りたいなと思いながら京都市美術館、国立近代美術館の横を通り過ぎる。京の町を歩いていると、高層ビルや電線がないことにふと気付く。コンビニの外装も屋根に瓦が施され、和テイストにアレンジされており、景観を損なわないよう配慮されている。そうこうしているうちに知恩院山門に到着。山門をバックに集合写真をパチリ。男坂は石段の段差が大きい上に急坂であり、この日一番の難所(?)だった。石段を登り道なりにしばらく上がって行くと、トレイルの入口に将軍塚入口と書かれた道標が立っていた。森林インストラクターの方々のお話を伺いながら森林歩きを楽しんだ。
10時、青蓮院に到着。展望台より京都市内を眺望していると、あちこちより歓声が上がっていた。昨日登った大文字山、「哲学の道」、白河院にほど近い平安神宮、先程通った知恩院山門などが手に取るように一望できた。そして青龍殿で青不動さまにおまいりしていると、なんと韓国の大女優さんがお忍びで拝観されていた。
その後、青蓮院を後に一路下山。
11時15分、清水山にて小休止を取り、ひたすらトレイルを下って行く。トレイルが途切れ清水寺の境内に入ると、清水寺の舞台では厳かに演奏が繰り広げられていた。桜が満開で実に見事だったが、観光客の多さにこれまたビックリ。
締めは奥丹清水にて湯豆腐をメインとした精進料理に舌鼓を打ち、会は解散となった。
その後、田部井組はJR京都駅に行く途中、清水五条駅近くの麩のお店に立ち寄った。「えーっ、これが本当に麩でできてるの」と、皆驚きながら試食しお土産購入。
帰りの新幹線の中で早速「さくらもち麩」を食してみることに。箱を開けた瞬間、桜の葉の香がふんわり漂う。ひとつつまんでみると、しっとりやわらかいもち麩の食感が絶妙で、ほど良い甘さの餡が口の中でとろけていった。地元の方がおっしゃる通り、麩もちは隠れた京土産のひとつかもしれない。
京の桜を存分に愛で楽しんだ2日間だった。さて今度はどちらの山に参りましょうか。
最後にご尽力くださいました京都森林インストラクター会の皆様、mjlinkサポーターの皆様、どうもありがとうございました。この場を借りお礼申し上げます。
(入江純子)

FB169.jpgFB190.jpgFB195.jpgFB201-1.jpgFB206.jpgFB208.jpgFB218-1.jpgFB232.jpg
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。