MJサロン特別篇「喜寿をたのしむ会」 [報告]
MJサロン特別編として、MJリンク呼びかけ人である田部井淳子さんの「喜寿をたのしむ会」が開催された。
誕生日会をご自身で開くというのには、いきさつもあったようだ。
去年は、田部井さんが世界で初の女性エベレスト登頂者となって、ちょうど40年。東京とカトマンズで、これまで出会ってきた人たちにお礼をしたいと記念の会を開催した。しかし、場所も限られ、MJリンクのメンバーに直接集まってもらうことはなかなかできなかったので、これを機に声をかけたいと、田部井さんから嬉しいお誘いがあった。
さらには、故郷の幼馴染、山の仲間、歌の仲間など長年の親しい友人たち、ご家族が集まり、総勢130人ほどになった。
2009年にスタートしたMJリンクは、国内外の登山、MJサロン(山の先輩の話を聴く会)など70回以上行ってきた。初めての回になる「第0回」は、田部井さんの生まれ故郷・三春で開催。そのときから参加してくれている「福島組」達もかけつけ、受付などを担当!
田部井さんがこれまで登ってきた各国最高峰の山名入りTシャツを販売中のMJリンクメンバー
MJリンクメンバー全員を撮りきることはとてもできなかったけれど、各テーブルに分かれて楽しんでいた様子
田部井さんの予告通り(?)、歌あり、コントあり、笑いありの愉しい会。
舞台のお相手は、エベレスト以来の田部井さんの親友であり、MJサロンではいつもインタビュアーを務めてくださっている北村節子さん。
田部井さんの生い立ちやこれまでの登山の写真を集めたスライドトークもまた、貴重な時間であった。小学校から一緒の幼馴染みの友人は、「淳子ちゃんは、勉強はできたけれど体育はダメね。私はその反対。物静かで、こんな登山家になるとは思ってもいなかった」と会場に向けてコメント。山岳会の後輩だという男性は、「田部井さんと一緒のテントになると美味しいものが出てきて、嬉しかった」と。これは、MJリンクの皆さんも経験済みのはず。田部井さんのザックには魔法のポケットがあるのかと思うほど、お菓子や漬物など美味しいものがでてくる。
スライドのなかの1枚。山岳会の山行で谷川岳を登っているシーン
夫の政伸さんと淳子さん!
会の中盤では、信濃毎日新聞などの地方紙に新聞小説「淳子のてっぺん」を書く、小説家の唯川恵さんのお話があった。いつものMJサロン同様、北村さんが聞き手となり、小説の主人公である田部井さんの話を、唯川さんに語っていただいた。ここでもまた、政伸さんとのパートナーシップに話が及んだ。
唯川恵さんの「淳子のてっぺん」は、地方紙6紙ほどで連載中!
終盤は、田部井さんらしく、歌、歌、歌。
ピアノ伴奏の竹田裕美子さんは、「さすが田部井さんは長く山を登っていただけあり、筋力もしっかりしているため、音程が安定している。とても練習熱心でもある」と話していた。今回は入院が長引き練習不足であると話していたけれど、のびやかな声を披露してくださった。
田部井さん、舞台に上がるときはいつもメイクもばっちりです。舞台女優のよう
そして最後は、音楽が大好きな田部井さんへ、会場の皆から、歌のプレゼント。ピアノにヴァイオリンの向島ゆり子さんが加わり、田部井さんの好きな曲を集めたメドレー。そして、「Happy Birthday」をみんなで歌った。
北村さんの手作り仕掛けの誕生日ケーキは、田部井さんがふたを開けると、花吹雪が飛び出すもので、これにも大いに喜んでくれた。こんなものをご自分で発想し自分の手で作ってしまう北村さんって、スゴイなあ。
裏話:ケーキを披露するまではガムテープと紐でがんじがらめに縛られており、サポーターはそれを外し、決して花吹雪が飛び出ないようギチっと蓋を押さえて持ちながら、舞台袖で待機した。コレ失敗したら……ダメ
「MJサロン特別編」といっても、会は、タベイ企画の吉田三菜子さん(MJリンクのサポーターのおひとりでもあり、受付や事務などを一手に引き受けてくれている)と北村節子さんがこまごまとした準備をしてくださり、ご家族の大きなサポートもあって開かれた。
田部井さんとご一緒する時間は、いつも愉しい。周囲を和やにし明るい雰囲気を作ってくださるのは、いつも田部井さんであり、だから今回も、「会費制の誕生日会なんて、強気でしょ」と冗談を言いながらも、みなを楽しませてくれた。
開会2時間ほど前から集まり準備をしてくれたMJリンクメンバーたち。ほかにも参加のみんながいろんな形でサポートしてくれました。これからもよろしくお願いしますね!
さて、今年もあと3ヶ月。MJリンクでは、11月に台湾の玉山を予定しています。
ほか、次のMJサロンのゲストも決まりました。またどうぞ、皆さん、参加してくださいね!
MJリンクサポーター・柏澄子
誕生日会をご自身で開くというのには、いきさつもあったようだ。
去年は、田部井さんが世界で初の女性エベレスト登頂者となって、ちょうど40年。東京とカトマンズで、これまで出会ってきた人たちにお礼をしたいと記念の会を開催した。しかし、場所も限られ、MJリンクのメンバーに直接集まってもらうことはなかなかできなかったので、これを機に声をかけたいと、田部井さんから嬉しいお誘いがあった。
さらには、故郷の幼馴染、山の仲間、歌の仲間など長年の親しい友人たち、ご家族が集まり、総勢130人ほどになった。
2009年にスタートしたMJリンクは、国内外の登山、MJサロン(山の先輩の話を聴く会)など70回以上行ってきた。初めての回になる「第0回」は、田部井さんの生まれ故郷・三春で開催。そのときから参加してくれている「福島組」達もかけつけ、受付などを担当!
田部井さんがこれまで登ってきた各国最高峰の山名入りTシャツを販売中のMJリンクメンバー
MJリンクメンバー全員を撮りきることはとてもできなかったけれど、各テーブルに分かれて楽しんでいた様子
田部井さんの予告通り(?)、歌あり、コントあり、笑いありの愉しい会。
舞台のお相手は、エベレスト以来の田部井さんの親友であり、MJサロンではいつもインタビュアーを務めてくださっている北村節子さん。
田部井さんの生い立ちやこれまでの登山の写真を集めたスライドトークもまた、貴重な時間であった。小学校から一緒の幼馴染みの友人は、「淳子ちゃんは、勉強はできたけれど体育はダメね。私はその反対。物静かで、こんな登山家になるとは思ってもいなかった」と会場に向けてコメント。山岳会の後輩だという男性は、「田部井さんと一緒のテントになると美味しいものが出てきて、嬉しかった」と。これは、MJリンクの皆さんも経験済みのはず。田部井さんのザックには魔法のポケットがあるのかと思うほど、お菓子や漬物など美味しいものがでてくる。
スライドのなかの1枚。山岳会の山行で谷川岳を登っているシーン
夫の政伸さんと淳子さん!
会の中盤では、信濃毎日新聞などの地方紙に新聞小説「淳子のてっぺん」を書く、小説家の唯川恵さんのお話があった。いつものMJサロン同様、北村さんが聞き手となり、小説の主人公である田部井さんの話を、唯川さんに語っていただいた。ここでもまた、政伸さんとのパートナーシップに話が及んだ。
唯川恵さんの「淳子のてっぺん」は、地方紙6紙ほどで連載中!
終盤は、田部井さんらしく、歌、歌、歌。
ピアノ伴奏の竹田裕美子さんは、「さすが田部井さんは長く山を登っていただけあり、筋力もしっかりしているため、音程が安定している。とても練習熱心でもある」と話していた。今回は入院が長引き練習不足であると話していたけれど、のびやかな声を披露してくださった。
田部井さん、舞台に上がるときはいつもメイクもばっちりです。舞台女優のよう
そして最後は、音楽が大好きな田部井さんへ、会場の皆から、歌のプレゼント。ピアノにヴァイオリンの向島ゆり子さんが加わり、田部井さんの好きな曲を集めたメドレー。そして、「Happy Birthday」をみんなで歌った。
北村さんの手作り仕掛けの誕生日ケーキは、田部井さんがふたを開けると、花吹雪が飛び出すもので、これにも大いに喜んでくれた。こんなものをご自分で発想し自分の手で作ってしまう北村さんって、スゴイなあ。
裏話:ケーキを披露するまではガムテープと紐でがんじがらめに縛られており、サポーターはそれを外し、決して花吹雪が飛び出ないようギチっと蓋を押さえて持ちながら、舞台袖で待機した。コレ失敗したら……ダメ
「MJサロン特別編」といっても、会は、タベイ企画の吉田三菜子さん(MJリンクのサポーターのおひとりでもあり、受付や事務などを一手に引き受けてくれている)と北村節子さんがこまごまとした準備をしてくださり、ご家族の大きなサポートもあって開かれた。
田部井さんとご一緒する時間は、いつも愉しい。周囲を和やにし明るい雰囲気を作ってくださるのは、いつも田部井さんであり、だから今回も、「会費制の誕生日会なんて、強気でしょ」と冗談を言いながらも、みなを楽しませてくれた。
開会2時間ほど前から集まり準備をしてくれたMJリンクメンバーたち。ほかにも参加のみんながいろんな形でサポートしてくれました。これからもよろしくお願いしますね!
さて、今年もあと3ヶ月。MJリンクでは、11月に台湾の玉山を予定しています。
ほか、次のMJサロンのゲストも決まりました。またどうぞ、皆さん、参加してくださいね!
MJリンクサポーター・柏澄子
2016-09-21 17:39
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