MJリンク海外企画第4弾・台湾最高峰玉山 Day3 [報告]
11月22日(3日目)
いよいよ登頂日。玉山登山は通常、朝暗いうちに排雲山荘を出発して山頂でご来光を迎えるそうで、ここは富士登山と同じですね。朝食は2時半からと3時からの2回に分かれています。ガイドの李さんの話では「前回玉山に登った時は2時半に食べて出発したけれど、山頂でのご来光の待ち時間が長くなって寒かったです」ということだったので、そのアドバイスのもと3時の朝食にしました。で、朝食を終えてもやっぱり外は雨(涙)。予報では、今日一日こんな感じの空模様が続くよう。予定通りに3時半に出発してもご来光は望めないし、山頂直下で岩場の急傾斜が出てくるということなので、ガイドさんたちからの提案を受けて4時の出発としました。
雨具を着て、ヘッドランプをつけて準備万端。いざ出発です!
足元が濡れて滑りやすいコンディションでのヘッドランプ登高なので、昨日よりもさらにペースダウンして、じっくりじっくり標高を上げていきます。歩き出して1時間後くらいには森林限界を迎え、そして徐々に夜が明けてきたこともあって次第に周囲の様子が分かってきました。
急斜面につけられた道をジグザグと折り返しながら登るこの感じは、まさに富士登山を彷彿とさせます
落石除けのシェルター。この先、少々風の影響を受けました
玉山北峰の分岐を経て、山頂まで残すところあと200mは、ゴツゴツした岩場の登り。あと少しと、見えているところが嬉しいような辛いような。焦りたくなる気持ちを抑えながらじんわりと登り詰め、6時50分、全員そろって玉山山頂に立つことができました!
玉山登山を提案し、一緒に来るはずだった田部井さんの写真とともに
「ずいぶん高いとこまで登ってきたんだねぇ」と眼下に見える景色を見ながら排雲山荘まで降りると、本日2回目の朝ごはんが。ここでは、出発前にお粥をさらっと、下山後には温かいソーメンを出してくれます。いい感じに空いてきたお腹と冷えた体に嬉しい仕組みです。
お代わり自由のあったかソーメン
帰路はまた同じ道を辿って塔々加鞍部登山口へ。シャクナゲやココメグサ、スミレなどの花々が咲き、2800m近いところではススキが穂を揺らすという、行きはなにやら異なる山の様相に戸惑っていたのですが、帰りはすっかり慣れ親しんで下山する自分がいました。
山中で見かけた金翼白眉(キンバネホイビイ)。台湾の固有種で、鳴き声が人の笑い声に似ているということでlaughing-thrush(笑いツグミ)とも呼ばれているとか
下山後は、そのままその足で東埔温泉へと移動。その夜は温泉に入り、台湾料理&ビールで全員無事登頂のお祝いとなりました。下山後の温泉&ビールは、世界のどこへ行っても幸せなものですね。そして旅は最終日へと続く。
今夜もがっつり台湾料理
(MJリンクサポーター・菅野由起子)
いよいよ登頂日。玉山登山は通常、朝暗いうちに排雲山荘を出発して山頂でご来光を迎えるそうで、ここは富士登山と同じですね。朝食は2時半からと3時からの2回に分かれています。ガイドの李さんの話では「前回玉山に登った時は2時半に食べて出発したけれど、山頂でのご来光の待ち時間が長くなって寒かったです」ということだったので、そのアドバイスのもと3時の朝食にしました。で、朝食を終えてもやっぱり外は雨(涙)。予報では、今日一日こんな感じの空模様が続くよう。予定通りに3時半に出発してもご来光は望めないし、山頂直下で岩場の急傾斜が出てくるということなので、ガイドさんたちからの提案を受けて4時の出発としました。
雨具を着て、ヘッドランプをつけて準備万端。いざ出発です!
足元が濡れて滑りやすいコンディションでのヘッドランプ登高なので、昨日よりもさらにペースダウンして、じっくりじっくり標高を上げていきます。歩き出して1時間後くらいには森林限界を迎え、そして徐々に夜が明けてきたこともあって次第に周囲の様子が分かってきました。
急斜面につけられた道をジグザグと折り返しながら登るこの感じは、まさに富士登山を彷彿とさせます
落石除けのシェルター。この先、少々風の影響を受けました
玉山北峰の分岐を経て、山頂まで残すところあと200mは、ゴツゴツした岩場の登り。あと少しと、見えているところが嬉しいような辛いような。焦りたくなる気持ちを抑えながらじんわりと登り詰め、6時50分、全員そろって玉山山頂に立つことができました!
玉山登山を提案し、一緒に来るはずだった田部井さんの写真とともに
「ずいぶん高いとこまで登ってきたんだねぇ」と眼下に見える景色を見ながら排雲山荘まで降りると、本日2回目の朝ごはんが。ここでは、出発前にお粥をさらっと、下山後には温かいソーメンを出してくれます。いい感じに空いてきたお腹と冷えた体に嬉しい仕組みです。
お代わり自由のあったかソーメン
帰路はまた同じ道を辿って塔々加鞍部登山口へ。シャクナゲやココメグサ、スミレなどの花々が咲き、2800m近いところではススキが穂を揺らすという、行きはなにやら異なる山の様相に戸惑っていたのですが、帰りはすっかり慣れ親しんで下山する自分がいました。
山中で見かけた金翼白眉(キンバネホイビイ)。台湾の固有種で、鳴き声が人の笑い声に似ているということでlaughing-thrush(笑いツグミ)とも呼ばれているとか
下山後は、そのままその足で東埔温泉へと移動。その夜は温泉に入り、台湾料理&ビールで全員無事登頂のお祝いとなりました。下山後の温泉&ビールは、世界のどこへ行っても幸せなものですね。そして旅は最終日へと続く。
今夜もがっつり台湾料理
(MJリンクサポーター・菅野由起子)
2016-12-01 13:06
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