第11回MJサロンレポート~田部井政伸さんをお迎えして [報告]
第11回MJサロンに田部井政伸(たべいまさのぶ)さんをお迎えしました。
MJリンク呼びかけ人である田部井淳子さんのだんな様ということでMJリンクメンバーには“有名人”の政伸さんにご自身の山やその他活動についてお話を伺う機会をいただきました。山でご一緒させていただいた折にお話しをさせていただいて、もっと色々と伺ってみたいなと楽しみにされていた方も多いと思います。
今回会場は公益社団法人日本山岳会のお部屋をお借りし、コーディネーターはMJリンクサポーターの柏澄子さんが務めてくださいました。
群馬県ご出身の為かご自身にとって山は身近な存在だったので、子供の頃から登るというよりも歩くといった感覚の方が近かったとのこと。
小学6年生の夏休みに友人と地元赤城山へ。夜通しひたすら歩き続け到着した時は疲れ果てて寝てしまい、目が覚めた時には丸1日以上寝続けていたことに驚き、その時点でもう帰る日になっていたので山では寝ていただけということに。。。
なんとも微笑ましいけれど残念な出来事だったと思うのですが、それも込みで楽しい思い出なのかなとお話しされているご様子から感じました。
高校生の時、結核の為に入院・療養。同室の方が亡くなるのを目にするうちに「大事に生きる」ということを強く意識するようになったとのこと。
就職先は好きなことが出来る会社ということで決める。入社後に山岳部があることを知り、以後、職場・下宿(職場の目の前!)・山の3地点間での生活が始まる。
「谷川岳の話はとても1時間じゃ終わらないよ~」と楽しそうにお話しされるくらいお好きな場所のようで、冬の谷川岳で幽ノ沢中央壁左方ルンゼ初登攀などの記録をお持ちです。「谷川岳は好き。岩のぼりが好き」と話され、とても照れながら「自分で言うのもなんだけど、センス(登りやすい箇所を探すルートファインディング)がいいのかなぁ~」。
ここで岩のぼり中の淳子さんへの第一印象を問われて、「(記憶に)残ってないなぁ」と言いつつもルートに対しての見切りの付け方が良いなと思っていたそうです。
「山しかない、(自分から)山を取ったら他はないのはいやだ」というご夫婦共通の思いがあるそうです。色んなことをやってみたいとオートバイやスキーなども楽しまれ、職場の仲間と役割交代しながら給油時以外はノンストップで50ccバイクに乗り、米国の西海岸から東海岸までを7日間で完走した記録もお持ちです。この横断は史上初の記録で地元紙にも取り上げられたそうです。
あっという間に8時10分近くになり、「8時過ぎましたね」と言う柏さんに、「まだ8時半まで大丈夫でしょ?!」と飄々かつやさしい口調で楽しそうに答える政伸さん。すかさず「だめです、だめです」と慌てる柏さん。
みなさんからの質問の1つ「これからやってみたいこと」に対して、「淳子さんとのやり残してきたことをすること」と「昔のまねというか出来る範囲での山のぼりとかね」と答えられました。
最後になりましたが、田部井政伸さん、どうもありがとうございました。また他のお話もお伺い出来たら嬉しいです。柏澄子さんもどうもありがとうございました。
MJリンク メンバー
佐々木友子
MJリンク呼びかけ人である田部井淳子さんのだんな様ということでMJリンクメンバーには“有名人”の政伸さんにご自身の山やその他活動についてお話を伺う機会をいただきました。山でご一緒させていただいた折にお話しをさせていただいて、もっと色々と伺ってみたいなと楽しみにされていた方も多いと思います。
今回会場は公益社団法人日本山岳会のお部屋をお借りし、コーディネーターはMJリンクサポーターの柏澄子さんが務めてくださいました。
群馬県ご出身の為かご自身にとって山は身近な存在だったので、子供の頃から登るというよりも歩くといった感覚の方が近かったとのこと。
小学6年生の夏休みに友人と地元赤城山へ。夜通しひたすら歩き続け到着した時は疲れ果てて寝てしまい、目が覚めた時には丸1日以上寝続けていたことに驚き、その時点でもう帰る日になっていたので山では寝ていただけということに。。。
なんとも微笑ましいけれど残念な出来事だったと思うのですが、それも込みで楽しい思い出なのかなとお話しされているご様子から感じました。
高校生の時、結核の為に入院・療養。同室の方が亡くなるのを目にするうちに「大事に生きる」ということを強く意識するようになったとのこと。
就職先は好きなことが出来る会社ということで決める。入社後に山岳部があることを知り、以後、職場・下宿(職場の目の前!)・山の3地点間での生活が始まる。
「谷川岳の話はとても1時間じゃ終わらないよ~」と楽しそうにお話しされるくらいお好きな場所のようで、冬の谷川岳で幽ノ沢中央壁左方ルンゼ初登攀などの記録をお持ちです。「谷川岳は好き。岩のぼりが好き」と話され、とても照れながら「自分で言うのもなんだけど、センス(登りやすい箇所を探すルートファインディング)がいいのかなぁ~」。
ここで岩のぼり中の淳子さんへの第一印象を問われて、「(記憶に)残ってないなぁ」と言いつつもルートに対しての見切りの付け方が良いなと思っていたそうです。
「山しかない、(自分から)山を取ったら他はないのはいやだ」というご夫婦共通の思いがあるそうです。色んなことをやってみたいとオートバイやスキーなども楽しまれ、職場の仲間と役割交代しながら給油時以外はノンストップで50ccバイクに乗り、米国の西海岸から東海岸までを7日間で完走した記録もお持ちです。この横断は史上初の記録で地元紙にも取り上げられたそうです。
あっという間に8時10分近くになり、「8時過ぎましたね」と言う柏さんに、「まだ8時半まで大丈夫でしょ?!」と飄々かつやさしい口調で楽しそうに答える政伸さん。すかさず「だめです、だめです」と慌てる柏さん。
みなさんからの質問の1つ「これからやってみたいこと」に対して、「淳子さんとのやり残してきたことをすること」と「昔のまねというか出来る範囲での山のぼりとかね」と答えられました。
最後になりましたが、田部井政伸さん、どうもありがとうございました。また他のお話もお伺い出来たら嬉しいです。柏澄子さんもどうもありがとうございました。
MJリンク メンバー
佐々木友子
2018-03-18 23:42
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